精液検査の結果が基準を下回ったら? 再検査までの受け止め方
この記事の要点(30秒でわかる)
- 精液検査で見る4つの項目と、基準値の受け止め方を説明します
- 受ける場所・禁欲期間・費用など、予約前に確認しておくことを挙げます
- 1回の結果で判断しない理由と、再検査までの考え方を扱います
不妊の原因は男女どちらにもあり得るとされています。それにもかかわらず、検査は女性が先に受けるケースが多く、男性側の確認が後回しになりがちです。精液検査は比較的受けやすい検査なので、早い段階で受けておくと、その後の進め方を二人で考えやすくなります。
検査から治療までの全体像は不妊治療の流れのページにまとめています。
精液検査では何を見る? 4つの項目
- 量(精液の量)
- 濃度(1mLあたりの精子の数)
- 運動率(動いている精子の割合)
- 正常形態率(形の整った精子の割合)
男性側の検査と生活習慣は『妊活は、知識が9割』が1章まるごと割いているテーマです。
これらの基準値は公的な指標として示されていますが、「基準を下回った=妊娠できない」という意味ではありません。逆に基準内でも妊娠しにくいことがあります。数値は状態を知る手がかりであり、判定ではないと考えてください。
精液検査はどこで受ける? 費用と禁欲期間
泌尿器科(男性不妊を扱う施設)や、不妊治療を扱うクリニックで受けられます。採取前の禁欲期間の目安、自宅採取が可能かどうか、費用は施設によって異なるため、予約時に確認するのが確実です。ご夫婦で同じ施設に通えるかどうかも、施設選びの視点になります。
精液検査の結果が悪いときは再検査する?
精液の状態は、体調・睡眠・発熱・ストレス・採取条件などによって変動すると報告されています。そのため、思わしくない結果が出た場合も、時期を変えて再検査を行うのが一般的です。1回の結果だけで結論を出さないでください。
精液所見を整える生活習慣は?
喫煙、過度の飲酒、長時間の高温環境などは影響し得るとされています。精子がつくられるまでには数か月かかると説明されることが多いため、生活面の見直しの効果を見るにも時間の幅が必要です。サプリメントを使う場合は、持病や服薬とあわせて医師・薬剤師に相談してください。
検査の必要性や結果の解釈は個人差があります。数値の意味は必ず担当医の説明とあわせて理解してください。
この記事のよくある質問
男性はいつ検査を受けるべきですか?
女性の検査と同じタイミング、あるいは早い段階が現実的です。精液検査は比較的受けやすく、結果によってその後の進め方が変わるためです。
精液検査は何科で受けられますか?
泌尿器科(男性不妊を扱う施設)や、不妊治療を扱うクリニックで受けられます。費用や採取方法は施設によって異なるため、予約時にご確認ください。
1回の結果が悪かったら治療が必要ですか?
精液の状態は体調や採取条件で変動すると報告されており、通常は時期を変えて再検査を行います。1回の結果だけで判断はしません。
参考にした一次資料
数値や要件は改定されることがあります。本文の内容は上記の資料を2026年9月に確認して記載していますが、ご利用の際は必ず最新の情報をご確認ください。