排卵検査薬のかしこい使い方 — いつから、どう読む?
排卵検査薬は、タイミングを取る目安として広く使われています。ただ「陽性=いま排卵している」ではないため、読み方を知っておくと使い方が変わります。
何を測っているのか
尿中のLHというホルモンの上昇(LHサージ)をとらえる検査です。このサージのあと、しばらくしてから排卵が起こるとされています。つまり検査薬が教えてくれるのは「排卵が近い」というサインであり、排卵そのものを確認するものではありません。
使い始める時期
製品ごとに、月経周期の長さに応じた開始日の目安が説明書に書かれています。まずはその指示に従ってください。周期が不規則な方は、いちばん短い周期を基準に早めから始めると取り逃しにくくなります。
判定を読むときのコツ
- 毎日なるべく同じ時間に測る(比較しやすくなります)
- 検査前に水分を大量にとらない(尿が薄まると判定に影響することがあります)
- 陽性が出た日だけでなく、前後の変化を見る
- 数周期分を並べて、自分のパターンを把握する
うまくいかないとき
陽性がまったく出ない、逆にずっと陽性に見える、という場合があります。排卵が起きていない可能性のほか、ホルモンの状態や検査のタイミングが関係することもあります。数周期試してもはっきりしないときは、超音波で卵胞を確認してもらうほうが早いことがあります。
買い方の注意
日本では排卵日予測の検査薬は薬剤師からの情報提供が必要な区分の医薬品です。薬局やネットで購入する際に確認事項があります。使用方法で迷ったら、購入時に薬剤師に相談してください。
検査薬の結果だけで排卵の有無を断定することはできません。判断に迷う場合は医療機関にご相談ください。
この記事のよくある質問
陽性が出たらいつタイミングを取ればよいですか?
陽性はサージのサインで、そのあとしばらくして排卵が起こるとされています。製品の説明書の記載に従い、迷う場合は医師に相談してください。
陽性が出ないのはなぜですか?
検査の時期がずれている、尿が薄まっている、排卵が起きていないなど複数の可能性があります。数周期はっきりしない場合は受診をおすすめします。
基礎体温と併用したほうがよいですか?
併用すると精度が上がるというより、自分のパターンを把握しやすくなります。負担にならない範囲で組み合わせてください。