人工授精(AIH)の当日の流れ — 準備から検査後まで
人工授精は、タイミング法の次の段階として案内されることが多い治療です。名前の印象より、当日の負担は小さい治療とされています。
どんな治療か
採取した精液を洗浄・濃縮し、運動性のよい精子を子宮内に直接注入する方法です。精子が子宮の入口を通過する過程を助けるもので、その後の受精は体内で起こります。
当日までの流れ
- 超音波や排卵検査で、排卵のタイミングを推測します
- 実施日が決まります(数日前ではなく直前に決まることが多いです)
- 当日、精液を採取します。院内採取か自宅採取かは施設によって異なります
- 洗浄・濃縮の処理に一定の時間がかかります
当日の負担
注入自体は短時間で終わり、麻酔を使わないのが一般的です。処置後しばらく安静にして帰宅できる施設が多く、その後は通常どおり過ごせるとされています。まれに出血や痛みが出ることがあり、発熱など気になる症状があれば連絡してください。
回数の考え方
人工授精は1回あたりの妊娠率がそれほど高い治療ではなく、複数回行ったうえで次の段階を検討するのが一般的です。何回まで行うかは年齢や検査結果によって変わるため、始める前に目安を相談しておくと、続けるか進むかの判断がしやすくなります。
治療方針や実施方法は施設・個々の状態によって異なります。詳細は担当医にご確認ください。
この記事のよくある質問
人工授精は痛いですか?
注入自体は短時間で、麻酔を使わないのが一般的です。感じ方には個人差があり、まれに出血や痛みが出ることがあります。
当日は仕事を休む必要がありますか?
処置後は通常どおり過ごせるとされていますが、実施日が直前に決まることが多いため、調整のしやすさを考えておくと安心です。
何回くらい行いますか?
複数回行ってから次の段階を検討するのが一般的です。回数の目安は年齢や検査結果によるため、開始前に相談しておくとよいです。